インタビュー
インタビュー
ビル管理業
今までは定期点検や保全工事の指示は電話やFAX、メールで協力会社に依頼をし、結果も同様の手段で受け取り、確認後に担当者がシステムに登録していました。
また、協力会社のなかには数週間分の作業をまとめて報告するケースもあり、問題が発生していたとしても既に時間が立っており、迅速な対応ができなかったケースもありました。
CHECKROIDを導入することにより、物件情報や定期点検計画は自動で基幹システムから連携。
拠点担当者は協力会社へシステム画面から業務依頼。 協力会社もシステム画面から自スケジュールを確認することができ、訪問調整も従来より非常に効率的になりました。
また点検は協力会社が持つスマホで実施でき、結果も即座に確認可能に。 作業進捗の可視化と正確性が向上したため、問題が発生しても迅速に適切な指示依頼をすることができ、当社が品質維持のため対処すべき問題も先手が打てるようになりました。
さらに蓄積したデータは分析し、保全業務に役立っています。
フィールドメンテナンス
納品した自社製品の点検は紙で実施していたが、全国の各拠点はローカルルールの点検項目があり、点検内容がバラバラでした。
また紙管理であったため、故障の原因調査にも時間がかかっていました。
さらに問題となっていたのは顧客訪問の来歴管理も適切に記録が取れていなかったことです。
例えば前回訪問時の対応について、訪問した作業員が把握していないことにより顧客との信頼関係向上が図れないケースがありました。
CHECKROIDの導入で、全国の点検項目の明確化、作業項目の全国統一を図り、業務標準化を達成。
さらに点検業務自体の効率化と、不適合時の迅速な調査と対応を実現できました。
また、作業員が現場で顧客来歴情報を確認できるようになり、顧客との信頼関係を向上。
当社への信頼が高まり、離反防止はもとよりサービス拡大に繋がる機会を得れるようになりました。
製造業
工場の生産設備において様々な日常点検・保全検査が製品品質の維持・向上では重要です。
しかし生産ライン長は作業者が行った点検内容の確認や分析に多くの時間を費やしている状況でした。
CHECKROIDの導入では、点検計画は自動でCHECKROIDに登録され、生産ライン長は作業指示のみ実施。
作業者がスマホで実施した結果は即座にデータ化され、基幹システムに連携し、リアルタイムで作業状況を確認できるようになりました。
その結果、生産ライン長は従来の紙での確認やデータ投入からの分析、障害調査に費やしていた時間と比較すると、
CHECKROID導入により稼働工数の90%削減を達成。
空いた時間は業務改善や運用見直し、品質向上施策などの、より重要な課題に時間を割り当てれるようになりました。
製造業
焼成炉は24時間365日稼働を続ける工場設備であり、安定稼働のためには稼働状況を目視点検が必要です。
また点検結果は紙に記録し操業日報に転記して清書しなければなりませんでした。
CHECKROIDを導入することにより、1日の点検作業時間が300分から240分程度に削減でき、操業日報は転記作業が不要となり誤記や漏れもなくなり信頼性が向上しました。
またセンサーデータを端末画面で確認できるようになり複合的な情報をもとに工場設備の状態を判断できるようになりました。
ビル管理業
1日に1担当者が点検する対象のビルが数十件もある上、同じビルでも階層ごとに点検する箇所や項目が異なるため、
担当者が誤った 点検帳票 を持ち出したり、記録をしたりするミスが多発しておりました。
そこでCHECKROIDを導入し、ログインする担当者ごとにその日の作業を紐付けすることでミスを軽減。
また、事務所まで点検帳票を取りに行き、帰社後に結果を転記する手間を省くことで現場への直行・直帰を実現し業務効率化に役立っております。
その他
データセンターでは契約しているお客様によってサーバーメンテナンス内容や保守作業が異なるため、顧客毎の運用指示書が必要でした。
運用指示書を電子化することで、指示書の配布ミスや急なメンテナンス対応についても管理画面から指示書を変更することで対応可能に。
各作業に要した時間もデータ化することで適切な 工数管理 を実現し、お客様ごとの収益管理が出来る様になりました。
エネルギー・プラント業
CHECKROIDの導入でオフライン環境での点検や管理外の入力値に対してメッセージを表示することができるので、
人的ミスの防止や即時対応の実現につなげることが出来ました。
また、点検結果 をPCへ転記する作業も毎月100時間かけていましたが、今では転記作業そのものが不要となりました。
また、品質管理の徹底により、どこで点検を行ったかの証跡を簡単に確認することが可能となっています。
人命に関わる作業もあるため、何かあってからでは遅く、不正防止を実現しているという意味ではとても有意義なものとなっています。